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インテグレーションガイド / Email
本記事は米国PagerDuty社のサイトで公開されているインテグレーションガイドをそのまま日本語に翻訳したものです。日本語環境での動作を保証するわけではありません。原文はこちらを参照してください。
このガイドでは、Eメールでアラートを送信するサービスをPagerDutyとインテグレーションする方法について説明します。PagerDutyは数多くの監視サービス用のインテグレーションガイドとプラグインを提供しています。さらに、専用のガイドがまだないツールでは、インテグレーションAPIを使用してPagerDutyと連係するように設定することができます 。
Eメールインテグレーションの設定
- ConfigurationメニューからServices を選択し、Add New Serviceをクリックして新しいサービスを作成します。
- 新しいサービスの名前を入力し、Integrate via emailを選択してからIntegration Emailにアドレスを入力します。このサービスがEメールアラートを受け取ったときに使用するEscalation Policyと、インシデントに設定したいNotification Urgency(Basicプラン以上で使用可能です)を選択します。完了したら、Add Serviceをクリックします。 注:Integration Emailアドレスが最後に生成されますが、必要に応じて変更することが できます。
- インテグレーション用のEメールアドレスをクリップボードにコピーし、監視システム側のEメールインテグレーション機能に、そのアドレスにメールを送るよう設定します。 PagerDutyは、このアドレスへのEメールを受信するとインシデントをトリガーします。
- これで完了です。Eメールを受信したときにインシデントをオープンするPagerDutyサービスを作成しました。後は監視システムからインテグレーション用のEメールにメールを送るだけで、すべての設定が完了します。以下は、Eメールによるテストインシデントです。
Eメールインテグレーションの微調整
デフォルトでは、PagerDutyはEメールを受信するたびに新しいインシデントをオープンします。この動作を変更するには、サービスのEmail Management設定を変更します。詳細については How do I control when a new incident is created for my email integration service?のページを参照してください。
Emailフィルタ
フィルタを使用すると、インテグレーション用のEメールアドレスに到着する特定のメッセージを無視できます。各Eメールの件名、本文、および送信元アドレスは、ホワイトリストまたはブラックリストの正規表現フィルタと照合して確認できます。フィルタを透過できないメッセージは警告なしに破棄されます。この機能は、PagerDutyでインシデントをトリガーさせたくないEメールを監視ツールが送信した場合に便利です。Eメールフィルタの詳細については、Setting up regular expression filters in your PagerDuty serviceを参照してください。
Emailの添付ファイルの廃棄
PagerDutyはすべての添付ファイルをメールから取り除き、メッセージも切り詰めます。詳細については、 Truncation of emails, attachments, email alerts and email size limits 参照してください。
TLS暗号化によるメール受信
PagerDutyEメールサーバは、送信メールサーバがTLSが使用できる場合に、TLSで保護されたSMTPセッションを受け入れます。メッセージが暗号化されると、受信ヘッダにリストされている最後のホップにTLS対応の接続が示されます。