NEWS
運用成熟度に関するレコメンド新機能登場!PagerDuty 7月の製品アップデート情報

投稿:2024年7月18日   |    更新:2024年7月18日

【製品アップデート情報】

▶︎ サービスプロファイル上のインシデント作成フォームを刷新

新しいフォームでは、必須フィールドをハイライト表示し、より簡潔な表現を使用することで、インシデント作成プロセスを強化および簡素化した。サービス詳細ページの右上にある「+New Incident」をクリックして、アップデートされたフォームにアクセスできる。今年の後半には、この改良されたフォームは/incidentsのページから直接作成されるインシデントでも利用できるようになる予定だ。

▶︎ Jeli Opportunity Stagesのタイムライン機能が、Jeli Incident Analysis を含む全てのPagerDutyプランで利用可能に

新しいOpportunity Stagesのタイムライン機能は、Jeli環境における各ポストインシデントレビューのステータスを一目で見ることができる。タイムラインは各オポチュニティーページの上部に表示され、現在アクティブなオポチュニティーステージがハイライトされる。Opportunity Stagesについての詳細はこちら

▶︎ Rundeck/Runbook Automation 5.4がリリース

Rundeck/Runbook Automation 5.4には、 CyberArkプラグインの機能強化が含まれており、Integrationに関するベストプラクティスと、さまざまなCyberArk構成との統合のための柔軟性がある。このリリースでは、バグ修正、CVEの修正、より深いプラットフォームテストにも引き続き焦点を当てている。リリースノート全文はこちら

自動化ポートフォリオの名称変更を発表し、PagerDuty Operations Cloud全体で自動化製品を統一した。自動化製品はPagerDuty Automationというカテゴリに分類されるようになった(以前はProcess Automation)。セルフホスト型製品(旧PagerDuty Process Automation On-Prem)はRunbook Automation Self-Hostedになった。詳細はAutomationページ参照

※その他の製品アップデート情報については「What’s New / Release note」参照

【Early Access情報】

▶︎ 運用成熟度に関するパーソナライズされたレコメンド機能

新しい「Operational Maturity(運用成熟度)に関するレコメンド機能」で、チームの業務効率を高める方法を模索できる。この機能は、チームのパフォーマンスを向上させるためのTOP3アクションをパーソナライズして提供するもので、実用的なインサイトを活用してプラクティスを最適化しようとするリーダーに最適だ。

Analytics Operational Maturityで、組織の運用成熟度を評価できる。プログラムへの参加は、Early Accessページにアクセスし、「Operational Maturity Personalized Recommendations - Beta」を選択

▶︎ Global Intelligent Alert GroupingのEarly Accessを開始 

※AIOps顧客向けEarly Access

AIOpsを契約ユーザーは、複数のServiceにまたがるノイズを低減するためのアラートグルーピングをする際に、PagerDuty独自の機械学習アルゴリズムを使用したシステムと手動のデータの両方を使用できる。また、Contents baseとIntelligent Alert Groupingの両方を柔軟なタイムウィンドウと組み合わせることで、複数のサービス間で最大限の精度と相関制御を行うことができる。

興味のあるAIOpsユーザーは、アーリーアクセスにサインアップし、Global Intelligent Alert Groupingを選択して欲しい。

▶︎ Operations ConsoleのEarly Accessを開始【新機能追加】

※AIOps顧客向けEarly Access

NOC、ITOps、SREなどの中央ITチームは、ビジネスへの影響を最小限に抑え、カスタマーエクスペリエンスを維持するために、受信したインシデントとシステムの運用状況を共有し、リアルタイムに表示する必要がある。

PagerDuty Operations Consoleは、柔軟なフィルターによりカスタマイズされたビューを作成し、問題のトリアージと対処を一元化された場所からリアルタイムに行うことを可能にする。

インシデントテーブルに、アラートカスタム詳細フィールドを表示/フィルタリング/検索する機能と、Ops Consoleで直接単一/一括アクションを実行する機能が追加された。

AIOpsユーザーは、アーリーアクセスにサインアップできる。

【EOL関連情報】

▶︎ Event Rules、2025年1月EOL予定

Event ruleは、2025年1月31日にサポート終了(EOL)となる予定だ。Event Ruleの進化形であるEvent Orchestrationは、現在利用可能であり、ユーザーがルールのボリュームを圧縮し、ノイズを削減し、よく理解された手作業をより効果的に自動化するための最良の方法だ。Event Orchestrationは、Event Rulesと同じ機能を持ち、同じように厳しくテストされたバックエンドアーキテクチャーを使用している。

【お知らせ】

▶︎ PagerDutyアカウントにアクセスするために、モバイルアプリで再ログインが必要になる場合がある

サービスのセキュリティーを強化するため、これまで有効期限がなかったレガシーOAuthトークン(2022年2月以前に発行されたもの)が廃止される。このアップデートは、今後4~5週間以内にモバイルアプリから実施される予定だ。お使いのインテグレーション(REST APIまたはアプリ)とPagerDutyモバイルアプリがこれらのトークンを使用している場合、サービスの中断を防ぐためにモバイルアプリとPagerDutyインテグレーションをログアウトし、再度ログインする必要がある。オンコールページング機能には影響しない。