800人のITプロフェッショナルの調査結果から驚くべき発見
PagerDutyで、私たちは芳しくない業務の健全性につながる否定的な結果を認識しています。 今日の常時接続のデジタル世界では、絶え間なく高まる顧客の要求のために企業はプレッシャーにさらされていて、ITサービス担当者はデジタルサービスを健全かつ継続的に運営するために努力していますーしばしば個人の健康と生活が脅かされるほどに。仕事の呼び出しに応答するため、真夜中に携帯電話が鳴る音に起こされたり、人生の重要なマイルストーン(子供の初めての学校演劇のような)を逃したことなど想像してみてください。燃え尽きてすぐにワークライフバランスのいい仕事が欲しいと考えたことがあるでしょうか?
それでも、私たちは、米国、英国、オーストラリアの800人以上のITプロフェッショナルを対象に実施した最近の調査による3つの発見に驚いています それは、
- 家族生活はITマネージャーの想像以上に荒れている
- 認知度の欠如はITOpsの職業病となっている
- ビジネスにかかるコストは、労働力の喪失だけでなく苦労している従業員の生産性低下にも及ぶ
ということでした。
PagerDutyが依頼した調査レポートでは、常時接続のデジタルサービスを管理する責任が家庭生活に影響を与えているとの回答が94%となっています。さらに、半数以上(51.3%)が、デジタルサービスの中断や停電に対処するために、1週間に10回以上睡眠や個人的な生活の中断を経験したと指摘しています。
コンスタントに起こる呼び出しがオンコール担当者の健康や個人生活に悪影響を及ぼしているという統計にもかかわらず、調査回答者の約4分の3(72%)が、彼らのマネージャーはt担当者が厳しいオンコール時間を過ごしていることをを全然知っていないという結果になりました。それに対して、 調査のITマネージャーの58.9%は、彼らのチームが厳しいオンコール時間を過ごしていることをほとんど知らなかったと答えています。
悪い業務管理はデジタルトランスフォーメーションを妨げる可能性がある
IT管理者と企業全体は懸念すべきです。なぜか?
Forresterによると、多くの企業ではクリティカルな役割を担うタレントの不足がデジタルトランスフォーメーションを妨げることにつながっています。このようなタレントの欠如は、悪い業務管理と結びついた場合に、最終的に損益に悪影響を及ぼし、従業員の離職率や売上に直接悪影響を与えます。
健全なITエコシステムを維持するためにオンコール担当者はいつでも準備を整えていることを要求されます。その結果、燃え尽きたり、離職したりする不幸な従業員が生まれる可能性があります。しかし、ITOpsの始まり以来、運用上の管理は、人ではなくサーバやアプリケーションに集中しており、それはしばしばビジネスに損害を与えるものでした。
しかし、サーバやアプリだけでなく、人の面から業務の健全性を見ると、なぜIT管理者はオンコール担当者の健康状態をより詳細に把握する必要があるのかが分かるようになります。一部の回答者(23.1%)は、仕事と生活のバランスがとれない結果、新しい仕事に移る可能性が高いと答えています。さらに、組織が業務の健全性を改善するための対策を講じないと、残る人の生産性も低下する可能性が高くなります。 事実、94.5%の回答者は、継続的な中断が作業生産性にも影響を及ぼすと回答しました。
データの利用によりチームの健康を変える
いま指摘したように、良い人材を失うことは、組織がデジタルサービスをどれだけうまく提供できるかに悪影響を及ぼします。では、従業員の健康と幸福をどのように改善できるでしょうか。
それを知っているかどうかに関係なく、あなたはすでに現在の操作の健康状態を把握するためのデータを持っています。そのデータのロックを解除するだけで、改善すべき点を判断することができます。
PagerDutyは、この課題を認識してOperations Health Serviceを開発しました。これは機械学習、データサイエンス、専門サービス、1万を超える組織のピアベンチマークデータを組み合わせて、IT管理者が社員の健康状態を見て自社のデジタルオペレーションを評価できるようにするものです。
今日からPagerDutyがいかに組織のデジタルオペレーションをに人間的にすることができるかを学び、業務の健全性を向上させてください。
本記事は米国PagerDuty社のサイトで公開されているブログをそのまま日本語に翻訳したものです。原文はこちらです。