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PagerDuty、新しいアップデートで運用効率を向上

投稿:2024年8月29日   |    更新:2024年8月29日

デジタル運用管理ソリューションの大手プロバイダーであるPagerDutyは、運用効率の向上を目的としたいくつかの重要なアップデートを導入した。これらのアップデートには、新しいオペレーションコンソール、合理化されたAIOpsトップメニューバー、高度なIntelligent Alert Groupingが含まれる。これらの機能は、ITチームがインシデントをより効果的に管理し、より迅速に復旧できるように設計されている。

既に一般提供されているオペレーションコンソールを使用すると、ユーザーはフレキシブルフィルターを使用してカスタマイズされたインシデントビューを作成できる。この機能により、一元化された場所からリアルタイムのトリアージと問題解決が可能になる。

新しいAIOpsトップメニューバーは、主要なAIOps機能を1つの便利な場所に一元化。Event Orchestration、最近の変更、Event Rulesとともに新しいオペレーションコンソールを収容する。

高度なオプションを備えたインテリジェントなIntelligent Alert Groupingでは、ユーザーはテキストの類似性分析のために好みのアラートフィールドを選択できる。包括的なアラートグループ化分析が可能だ。

PagerDutyは、これらのアップデートに加えて、生成AI機能を使用して業務を変革する新機能であるPagerDuty Advanceもリリースした。更新ドラフトが即座に提供されるため、対応者はインシデントのトリアージに集中できる。この機能は顧客ごとにカスタマイズできるため、効率性がさらに高まる。

同社はまた、Runbook Automationの分散自動化機能のメジャーアップデートもリリースした。Enterprise Runnerの機能強化により、ジョブの作成が簡素化され、複数の環境にわたるシームレスなオーケストレーションが可能になる。

さらに、Jeli APIが更新され、Jeli Opportunitiesでのアクセス制御の構成とロールの割り当てが可能になった。セキュリティー関連のインシデントにJeliを使用する際のプライバシーの懸念に対処できる。

なお、SMS配信によるオンコールハンドオフ通知のサポートは、9月10日をもって終了する。ユーザーは11月10日までにOCHONのプッシュ通知またはメール通知を設定することを推奨される。

新しいIncident Workflowsアクションが導入され、チームはSlackで専用のインシデントチャンネルをアーカイブして、ワークスペースを整理できるようになった。

最後に、カスタムフィールドとSalesforceのインテグレーションにより、カスタマーサービスチームが技術チームとコンテキスト情報を共有できるようになった。インシデント発生時に重要な詳細を収集する時間を短縮できる。

出典:PagerDuty

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