新年の抱負を決めなければならない時期がやってきました。そこで、私たちは一足先に新年の抱負を発表します。2023年は、エンジニアリングやイノベーションなど、楽しいことに集中できるよう、労苦を軽減する年にしましょう。
12月のシーズンズ ”フリージング”にご参加いただけていたらうれしいのですが、この時期はプロダクション段階から離れるため、オートメーションなど、新しいアイデアを検討しやすいタイミングでしょう。このブログは、シーズンズ ”フリージング”のコンテンツへのリンクですので、プロダクションに戻っても検討できます。
解決策1:エンジニアリングを多く、労苦を少なく。
お客様は今でも、労苦に悩まされているとおっしゃいます。PagerDutyが実施した調査によって、回答者の43%が、時間の11%から30%をルーティンワークである手作業に費やしていることが分かりました。これは、年間合計でおよそ8日間、割り込みや反復作業に費やしていることになります。新年には、既存のプロセスにオートメーションを導入することで、この時間を取り戻すことをお勧めします。
まずは、反復作業や「バリューライン以下」の作業をリストアップし、自動化することから始めましょう。例えば、サーバーの再起動、ログの取得、チケットのオープン/クローズ/アップデート、インフラのプロビジョニング、ユーザーアカウントの更新など、数え上げればきりがありません。
次に、特定の専門家とステークホルダーの意見をまとめ上げて、これらの反復的なタスク完了のために標準化する方法について合意し、PagerDuty Process Automation製品、またはRundeckオープンソースを使って自動化してみましょう。労苦については、Damon Edwards氏のブログでもっと知ることができます。
これらの運用タスク完了の方法を標準化したら、エンドユーザーにセルフサービスとして委任することで、このオートメーションの価値を最大化します。今日から、あなたの組織でセルフサービスの自動化を検討しましょう。ビデオで学ぶ
- ITプロセスをセルフサービスオートメーションとして委ねるための、インパクトの大きなユースケース
- セルフサービス・オートメーション作成のための設計原則
- 委任型セルフサービスをエンドユーザーの働き方に適合させる方法
「オートメーション、委任、お祝い!」の道を順調に進んでいますね。
PagerDutyがどのように変更フリーズを管理するか、フリーズからの解凍、そしてフリーズをいかに活用して労苦に取り組むのかについては、このTwitchエピソードをぜひご覧ください。
解決策2:診断の自動化で中断を減らす
同じインシデントに対する厄介なページにうんざりしていませんか?ノイズを無視するのはお勧めできませんが、PagerDuty Automated Diagnosticsは、一般的で繰り返し発生するインシデントに対する中断を減らす、素晴らしい方法です。重要なのは、最も一般的なトラブルシューティングの手順を自動化し、レスポンダーがPagerDutyのインターフェイス内でオートメーションを呼び出すことができるようにすることです。診断の自動化により、専門エンジニアの日常業務の中断を抑え、解決までの時間を全体的に短縮できます。
Automated Diagnosticsに役立つリソースをご紹介します
- このブログでは、応答プロセスの初期段階における問題点と、チームが自動診断に関心を持つべき理由について詳しく説明します。
- また、Kubernetes、Linux、その他の一般的なコンポーネントの一般的な診断を自動化するための、すぐに使えるジョブテンプレートをいくつか用意しています。詳しくはこちらのブログをご覧ください。
- 自動診断ソリューションの設定、使用例、診断例の詳細については、Automated Diagnosticsソリューションガイドをお読みください。
解決策3:インテグレーションにより、既存のオートメーションをさらに活用する
多くの企業には、現在使用中のオートメーションがあることでしょう。しかし、そのオートメーションを安全に、そして広く利用できるようにすることが課題となっています。さまざまな企業が、Pagerduty Process AutomationやRundeckを使ってオートメーションを一元化し、標準化しています。
この作業を簡単にするために、PagerDuty Process AutomationとRundeckにはたくさんのすぐに使えるプラグインがバンドルされています。プラグインはスクリプト、インターフェース、ユーティリティーのラッパーを提供します。全リストをご覧ください。
非常に人気のある組み合わせの1つは、AnsibleをPagerDuty Process AutomationまたはRundeckに統合することです。多くのユーザーがAnsibleのプレーブックをPagerDuty Process AutomationやRundeckに統合し、複数のツールにまたがるワークフローのオーケストレーションやスケジューリングを行っています。このビデオでは、PagerDuty Process Automation、またはRundeckとAnsibleを使うメリットと、使い始めるためのヒントについて説明します。
2023年の新年の抱負をぜひお聞かせください。TwitterでRundeckをタグ付けして、共有してください。
PagerDuty Process Automationについてもっと知りたい方はこちらへどうぞ。
この記事はPagerDuty社のウェブサイトで公開されているものをDigital Stacksが日本語に訳したものです。無断複製を禁じます。原文はこちらです。